生活習慣病と体の成長

成長期のメタボリックシンドローム

子どもでも、メタボリックシンドローム?

 

今や、驚く事も無くなった生活習慣病なんですが、子どもでも予備軍の兆候が出ているらしいですね^^;

 

長時間営業のスーパーやコンビニができたり、ファーストフードもあるご時勢。

 

いつでも手軽に食べ物が購入できるようになった事から、成人期以降の生活習慣病は質を変え増加傾向にあるらしいですね〜。

 

驚く事に、大人の生活習慣に影響されて、成長期の最中で生活習慣病の素因を作り出したり発症もみられるようになってきました。

 

小学校に上がるころには、大人と同じ食事が食べられるようになることによって食生活も、大人と同じものに少しずつ同調できるようになってくるんです。

 

しかし、この頃の子どもには、生活習慣がカラダの成長にまで大きく影響を与えると言われています。


成長の過程

子どものカラダの成長は、どんな発達を見せると思いますか???

 

脳・神経系は、5〜6歳までにほぼ成人の90%くらいに達します。

 

この時期に、大いに感性を刺激するような情報を子どもに与えると思考力が豊かになるんですよね〜

 

だいたい10〜12歳で完成しますから、学習能力や運動能力の基礎を作り上げる期間と言える訳です。

 

カラダの大きさ・内臓各部・血液量などの成長で、6歳までに急成長(第一発育急進期)を見せ、その後ゆるやかになり、思春期以降で再び急成長に入ります。

 

神経発達後のカラダ自体の成長期は、子ども自身にも気を付けさせるチカラを身につけてあげることが必要です。

 

リンパ系は、胸腺・リンパ節などで小学校に入る頃には成人レベルに達します。

 

その後、さらに急成長を続け、高学年になる頃には最大レベル(成人の2倍)に達することで感染症への抵抗力が増加します。

 

20歳に向かって再び成人レベルに戻ります。
生殖器系では、性差を生み出す重要な器官なのです。

 

女の子より男の子の方が2〜3年遅れて到達するので体の伸びの成長差はこの為ですね^^

 

幼児期から横ばいだった数値も思春期に入ると急激な上昇(第二発育急進期)を示します。

 

この時期の食生活や生活習慣の乱れは、生殖器の発達にも見えないダメージを与えることがあるので注意が必要!!!